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T字カミソリの替刃寿命

ヒゲをそる道具としては電気シェーバー、床屋さんで使うような
直刀剃刀(カミソリ)や化粧用剃刀、そして家庭用に広く普及している
安全剃刀と呼ばれるT字カミソリなどがあります。

私が現在使用しているのがGillette社のFusionという5枚刃の
T字カミソリです。

<Gillette社のFusion> 写真はクリックで拡大してご覧ください。
IMG_1918.jpg

深剃りもきき切れ味は抜群、肌への負担も小さいので気に入って
おりますが、替刃が高いのが欠点です。(競合他社製品も同じ)

替刃は8枚入りのもを買った場合、ネットなどの実勢価格で
1個あたり200円ほどにつき、定価は350円ほどします。

そしてその寿命ですが、メーカーのHPのQ&Aには次のように書かれて
います。

「ヒゲの濃さ、使用頻度、使用法などによって異なります。
お使いのシェーバーのスムーサーの色が白くなったら、
適切に替刃を交換することで、最適な剃り心地を維持できます。」


スム―サーというのは替刃を3個並べた写真の一番左の青い部分です。
IMG_1921.jpg

これが右の2個のように白くなったら替え時だということです。

では何回ぐらい使ったら白くなるのでしょう。
割とひげが濃い私の場合5回目にはほぼ真っ白になりました。

5回で交換すると1回のひげそりのランニングコストは替刃だけで約40円。
ほぼ365日使うものですから、年間にすれば結構な金額になります。

そこで、どうにか寿命を延ばせないかとネットで色々探してみました。
ネットにはいくつか寿命を延ばす方法が書かれていました。

私はその中の一つ、非常に簡単な方法を実行してみました。
やり方は実に簡単。

ひげをそり終わったら、カミソリに付着したひげやシェービングフォームを
水でよく洗い流します。

次にカミソリを振ってよく水を切った後、歯を平らな面に置いた
タオルなどに当てて表面を拭き取るようにカミソリを動かします。
ひげを剃る時とは反対の方向に動かして刃の表面に残った皮脂などを
拭い取ります。

最後にヘアードライヤーを当てて刃と刃の間の水分を乾かします。

さて、結果はどうでしょう。この方法を取り入れる前の刃は、5日目で
ほとんどスム―サーが白くなった後も使い続けました。
10日目頃にかなり切れ味が落ちましたが、結局14日目まで使いました。
14日目では切れ味が落ちてカミソリ負けしてしまったのでこの段で交換
しました。

一方、上記の寿命対策を取った刃は、使い始めて今朝で44日目。
さすがに切れ味が落ちたので明日は交換しようと思っていますが、
先の14日目のようにカミソリ負けするほどにはなっていません。

因みに上の写真で左側は新品、中が14日使った替刃、一番右は44日目の
替刃です。
スムサーの色が変わるどころか、スムーサーや周囲のゴムまで摩
耗しています。
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Okky(奥清津発電所)

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我が町蕨

突然ですが、皆様は成人式がいつ、どこで、いかなる理由で
始まったかご存知ですか。

今日はその成人式の話と、私が住む埼玉県蕨市をご紹介
したいと思います。

成人式は1946年、敗戦により虚脱状態にあった青年たちに
明るい希望を与え励ますために、後に初代蕨市長や
埼玉県議会議長を務めた高橋庄次郎氏(当時は青年団長)が
発案し、成年式という名で実施したのが始まりで、
後に全国的な行事となりました。
そのため蕨市では今も「成人式」ではなく「成年式」と
呼んでいます。

<蕨市民会館の庭にある成年式発祥の地の像>
蕨1

<銅像の脇にはサミュエル・ウルマンの青春の歌が和英併記で>
蕨2


さて、続いて蕨市の紹介です。
蕨市は埼玉県南に位置する町で、面積は全国790の市の中で
最も小さく5.1㎢しかありません。
区町村も含めた全国1,742の市区町村でも小さい方から
10番目です。

ところが東京駅まで乗り換えなしで32分と交通の便もよく、
人口は7万人を超えています。

その為人口密度は13,990人/㎢と市では日本一の人口密度です。
さすがに東京都の区では蕨より人口密度が高い区が15ほど
ありますが、それでも市区町村中16位です。

いかに小さいかというと、東西が4㎞あまり、南北は2㎞も
ありません。
それだけ小さい市なので町も5つしかありません。
市役所の各種申請書の住所欄には蕨市の次の町名まで
印刷してあり丸で囲めばいいようになっています。

<住民票の申請書>
蕨3

<昨年開業120周年を迎えた蕨駅>
蕨4

駅の周辺はマンションがたくさんあります。
蕨、川口などの埼玉県南地区には外国人が多く住んでいて、
大型マンションの芝園団地は住民2400世帯の4割が
中国人だそうです。

そんなことから市役所内の案内板の表記も日本語に英語、
中国語、韓国語が併記されています。

<芝園団地(住所は川口市)>
蕨5

また蕨市の特徴として市内に坂が一か所もないことです。
お隣のさいたま市旧浦和地区や川口市は坂だらけですが、
蕨市と西隣の戸田市には坂がありません。

これは縄文時代まで東京湾が川口市、さいたま市辺りまで
食い込んでいたためです。
その為浦和や川口はリアス式の小さな半島がたくさんあり、
それが多くの坂として残っています。
一方、蕨や戸田は平らな海の底だったものと思われます。

市民以外には書ける人が少ない蕨という難しい地名の
由来は諸説ありますが、今は次の二つが有力視されています。

 ・源義経が立ちのぼる煙を見て「藁火村」と名付けた、
  あるいは、在原業平が藁をたいてもてなしを受けた
  ところから「藁火」と名付けたという「藁火」説。

 ・昔この辺りにたくさん生えていた植物の蕨に
  由来するという「蕨説」。

<蕨には書き順の蕨Tシャツがあります>
蕨6

因みに蕨市の総鎮守のわらび神社は「和楽備神社」と
書きます。

<和楽備神社>
蕨7

蕨は室町時代には足利将軍家の一族渋川氏が蕨城を築き
治めていましたが、室町時代の末期に北条氏綱の攻撃に
より落城、その後渋川氏の死で廃城となりました。

そして江戸時代に入ると中山道69次の内、日本橋から
数えて2番目の宿場町として大いに栄えたそうです。

<蕨宿>
蕨8

<蕨宿本陣跡>
蕨9

<本陣跡の隣の歴史民俗資料館>
蕨10

<旧中山道に面する古い商家>
蕨11

また、江戸末期には2代目高𣘺新五郎さんが双子織という
綿織物で蕨を機織ものの町に発展させました。

40年ほど前までは市内にいくつか機織りの工場が残って
いましたが、安い外国製品などに押され今は全く残って
いないようです。

2代目高𣘺新五郎さんとその妻いせさんは機神様として、
蕨市塚越の塚越稲荷神社の中にある機神社に祀られています。

<機神社>
蕨12

現在の蕨は交通利便性の良さで、典型的なベッドタウンと
なっています。

平成の大合併が行われた当時、蕨市もお隣の川口市、
鳩ケ谷市(現在は川口市と合併)と合併協議を進めており、
合併も大詰めに達していました。
しかし、合併協議会の新しい市の名称を決める投票で
「武南市」に決定し、「川口」の名がなくなることが
決まった途端、川口市が反発し一方的に協議会を離脱して
合併構想は幻に終わりました。

その後合併反対派の共産党系現市長の登場で、日本一小さい
ことを逆手に取り、行き届いた住民サービスができる
「あったか市政」を掲げ合併話はなくなりました。

<蕨一の規模を誇る金亀山極楽寺三学院>
蕨13

<三学院の眼疾地蔵>
通称「めやみじぞう」と呼ばれるお地蔵さんで、眼に味噌を
塗って願をかけると眼病が治ると言われています。

蕨14


<蕨市役所>
蕨15

<蕨警察署>
お隣の戸田市には警察署がなく、蕨警察が蕨市と戸田市を
管轄しています。
蕨16

<河鍋暁斎記念美術館>
河鍋暁斎は幕末から明治にかけて活躍した狩野派の絵師で
海外でも高い評価を受けています。
その美術館が蕨市にあります。
蕨17

以上簡単に蕨をご紹介致しました。

「押し買い」にご用心

押し売りならぬ「押し買い」という言葉を最近よく耳にします。
家に押しかけて買い取るから押し買い。

貴金属地金価格の高騰などに伴い増えているようです。
そしてそれに伴うトラブルも。

つい先日NHKの夜7時のニュースで特集していました。
一般的な例が、家に訪問して来て、応対に出た人に
着物や貴金属などを買い取ると言い、法外な安い価格で
強引に買い取るということです。

特に高齢者や女性などに対しては強圧的に出るので、
被害にあった多くの方が怖くて断れなかったと
言っていました。

その押し買いですがわが家にも来ました。
わが家に来たのは突然訪ねて来た訳ではありません。
恐らく突然訪ねたのでは会ってももらえず門前払いに
なることが多いのでしょう。

事前に電話をして来て、リサイクル業者なんだけれど
家電製品などの不用品があれば買い取らせてくれとのこと。

不要のプリンターがあったのでつい話をして訪問を
許してしまいました。

約束した当日、まだ20代と思える男性が一人で訪ねて
来ました。

まず最初に、本部に査定を依頼するのでプリンターの
写真を撮らせてくれと言い、スマホで撮影しどこかに
送信するふりをしていました。

そしてここからが本来の目的、最初は余っている
スーツがないかから始まり、次には奥様の不要な
ブランドバッグなど、アクセサリー類、記念コイン、
貴金属と矢継ぎ早に尋ねて来ます。

その時には押し買いだと分かっていたので、
私は全てない、ないで応え相手にしませんでした。

決して気分がいい態度ではありませんでしたが、
こちらが男性だし高齢者でもないのでそれ以上
強圧的な態度を取ることもなく、
相手にならないといった態度でそそくさと
帰って行きました。

帰り際にスマホを見て、プリンターは5年以上前の
物だから値がつかないと言い残して。

もちろんスマホで本部に査定を問い合わせたなど
真っ赤なウソ。
いくら私でもスマホで送受信のふりをしただけなのは
気付いていました。

一般のリサイクル業者ならプリンターなどは無料なら
引き取りますが、プリンターは訪問の口実なので
見向きもしませんでした。

とにかく世の中怪しいものが多く、ちょっと油断
するとどんな落とし穴にはまるかわかりません。

「君子危うきに近寄らず」で訳の分からないものには
近づかないことが一番です。


綿棒にご用心

いつの頃からか綿棒というものが普及し、今では太いものや細いもの、
白いものや黒いもの、片側が耳かきになっているものなど種類も豊富です。

いわゆる百均に行けば200本も入ったものが100円で売られています。

しかし、綿棒にも品質に違いがあります。
綿の巻きがゆるいもの、紙でできた芯棒が柔らかく使いにくいもの。
その他にも色々と差があります。

たまたま私がどこかで(恐らく100円ショップ)で買った綿棒。
辛抱がプラスチック製でした。

先日風呂上がりにその綿棒で耳に入った水を吸い取っていました。
そして、綿棒を耳から引き抜いたところ、心棒だけが抜けて綿の部分が
耳の奥深くに残ってしまいました。

たまたま息子がいたので、懐中電灯で照らしピンセットで取ってくれました。
もし一人だったらどうしたでしょうか。

綿棒一つでも何があるか分かりません。
皆さまご用心を!
プロフィール

DonkiJoey

Author:DonkiJoey
埼玉県蕨市在住。会社勤めを辞め専業主夫として隠居生活を始め丸8年。年と共に欲は薄れるもので、今ある欲はもっぱら食欲と知識欲の喰いしん坊で好奇心の塊。
何でも美味しくいただき、色々なことに興味を持つので毎日が充実しています。

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