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今が旬の蛤

一頃流行った脳内メーカーで頭の中に「食」の字しかなかった私。
寝ている時にも食に関する夢をよく見ます。

一昨日はハマグリの夢を見ました。
そこで昨日朝起きるとさっそくオートバイにまたがり
関東地方のハマグリの大産地九十九里浜へ。

年度末のためか道路は高速道路も一般道もあちこちで大渋滞。
我が家から九十九里浜まで100km弱を高速道路を使って
3時間もかかってしまいました。

それでも朝9時に家を出たので12時を少し回ったところで到着。
事前にネットの口コミを調べ、一番評判の良かったいさりび食堂へ。

<二階の船の形をした所が客室>
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豊富なメニューの中から焼きハマグリを注文。
焼きハマグリは一人前を重量で決めるそうで、今日は小粒なので
一人前8個とのことです。

取りあえずそれを注文したのですが、運ばれて来たハマグリを
見てびっくり。
どうしてどうして何が小粒なのでしょう。

我が地元、蕨のスーパーでは普段は売っていないサイズ。
ひな祭りの時だけ「大ハマグリ」として売っていたサイズです。

今はハマグリの旬。5月頃からの産卵を控え身が厚くなっている
時だそうです。

生きているハマグリを火にかけるのはちょっと残酷ですが
そこはお許し願っていただきまーす。

<ハマグリはすぐに焼けるので4個づつ>
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丸々と肥った身は抜群の味。
8つも食べられるかなと思いましたがあっという間に平らげて
しまいました。
子どもさんでも食べられる一人前だそうです。

ハマグリには醤油ベースのたれが付いてきましたが、
薄味好みの私にはハマグリが持っている塩味だけで充分でした。

また、一緒に注文した鰯の刺身も鮮度も良く素晴らしい味。
この時期の鰯は「小中羽鰯(こちゅうばいわし)」と
呼ばれるもので、よくスーパーなどで見かける脂の乗った
「大羽鰯(おおばいわし)」とは違い、鰯本来の旨味が
感じられ私は大羽より好きです。

<小中羽鰯の刺身>
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千葉へ行けばやはり印旛沼に寄らない訳にはいきません。
帰りは印旛沼経由で久々にカンタに会ってきました。

<舟の舳先のカンタ>
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<風情ある印旛沼の風景>
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小鹿野町名物「わらじかつ丼」

両神山麓のダリア園に行った帰りの昼食を書きます。
最初はダリア園の記事に書きましたが、せっかくの
美しいダリアに食いしん坊の話しでは無粋なので、
別の記事にしました。

小鹿野の街中にはいたるところに「わらじかつ丼」という
のぼりが立っています。
これは名物の「わらじかつ丼」を出すお店です。

「わらじかつ丼」は都内などで一般的にあるかつ丼のように
玉子でとじていません。
どんぶり飯に甘辛い醤油だれをくぐらせたとんかつが
乗っているだけです。

町内に20軒ほどはあるでしょうか。
それでも味も色々、人気店もあればそうでもない店も
あるようです。

そこで昼食に行くことにして、ダリア園で人気店を内緒で
教わりました。

ちょっと見過ごしてしまいそうな地味な目立たないお店。
ところが味は一級品。お客さんも常に満員で相席。
大いに満足しました。

何でも小鹿野流の食べ方は1枚をお酒のつまみにし、
その後もう1枚をご飯のおかずで食べるそうですが、
オートバイなのでお酒は無理。

2枚ともアッと言う間に胃袋へすっ飛んで行きました。
いやー 満足、満足、大満足!

<教わった人気店>
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<わらじかつ丼>
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先ほどのダリア園の記事で書き忘れました。
ダリアは10月一杯が見頃とのことです。

ダリア

ラーメンとは何ぞや?

一口にラーメンと言ってもこれほど種々様々なタイプがある
食べ物は少ないのではないでしょうか。

基本的な構成は麺とつゆと具材(トッピング)だと思いますが、
それぞれに色々なバリエーションがあります。

麺で言えば細麺、太麺など太さ。
平打ち麺、丸麺などの断面形状。
縮れ麺、ストレート麺などの縦の形。
多加水麺や低加水麺など加水率。
手打ち、機械打ち、青竹打ちなど製麺方法。
その他にも使う小麦の種類、玉子を入れるかなどで
組み合わせを考えれば何百通りもの麺があるのでは
ないかと思います。

それに豚骨系、魚介系、鶏系、などなどスープの種類。
トッピングの具材などで組み合わせを考えれば何万通りにも
なるかも知れません。

しかし、今まで私が食べて来たラーメンは某大手ラーメン
チェーンのキャッチフレーズにある、
「中華そばがご馳走だった頃の…」
いわゆるシナそばというタイプ。

博多ラーメンのような豚骨ストレート麺。
最近主流の豚骨背油系+魚介系出汁のラーメンなどです。

ところが最近私の感覚ではラーメンと言えないような
ラーメンが増えています。

蕨にも最近この手の店が出来たし、他でも何回かお目に
かかっています。
どこの店も運ばれたラーメンを見て後悔しリピーターには
なりません。

今日、通りすがりでふらっと入ったラーメン屋がそれでした。
以前は普通のラーメン屋だったので入りましたが、
店名も経営者も変わっていて全く以前とは違うものでした。

どんなラーメンかというと、濃厚な魚介系のスープは脂で
ギロギロ。
麺は極太麺、それも太くても佐野ラーメンのような
多加水麺でもちもち感があればいいですが、
太くてぼそぼそした食感。
そして並なのに通常の大盛以上の量。

そこにトッピングとして厚さが1cmはある煮豚。
煮豚というより味はごく薄い茹で豚?
フライドガーリック、鰹の削り節、半熟玉子、
メルティングチーズ。

このタイプの店の特徴は無料トッピングがあることです。
野菜(普通茹でたもやし)、にんにく(生の刻みにんにく)、
脂(豚の背脂)、魚粉など。

私は野菜だけトッピングを頼みましたが、運ばれて来た
ラーメンを見て度肝を抜かれました。
茹でたもやしの量はおそらくもやし1袋ぐらい。
丼の上に丼を伏せたぐらい盛り上がっています。

その周りにフライドガーリックや削った鰹節がたくさん
載っているので、食べ始めると丼の廻りはこぼれた
トッピングだらけ。

これでビビっているのに、多くのお客さん(30代以下が多い)が
トッピングでにんにくや脂などを頼んでいます。
茹でた背脂をお玉一杯ほど載せるのです。

そして、私は塩味が辛いと思っているスープなのに
多くの人が味は濃い目と注文しています。

時代が変わりました。最早じじいの私には付いて行けません。
これからはラーメン一つ食べるのにも、初めての店の時は
どんなラーメンを出すのか様子を見た上で入らなければ
ならないと肝に銘じました。

第2回 dancyu curry bar ピスタチオのカレー

私はプレジデント社の食の総合誌、dancyuが主催する
カレー部の部員です。

18日の夜その部活動があり行って来ました。
今回食べたのは狐野扶実子さんの「ピスタチオカレー」です。

狐野さんは、現在は出張料理人を名乗られていますが、
フランスで料理の修業をした後、料理プロデューサーや
フランスの料理学校の講師として、国内外で幅広く活躍
されているカリスマ的な存在です。

さて、ピスタチオカレーですが、カレーの固定観念で
参加した私は意表を突かれました。
ガラムマサラなどカレーのスパイスは入っていますが、
生のピスタチオの濃厚な旨みと、それを打ち消すような
ヨーグルトの爽やかな酸味。

つくづくカレーの奥深さを知りました。
また、カレーに合わせてご用意いただいたインド産の
スパークリングワイン「スラ ブリュット」。
スパークリングワインとしては辛口で料理を引きたてる
味だと思いました。

<ピスタチオのカレー>
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<狐野扶実子さん>
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北区王子にあるおしゃれなカフェWIND

私は今、蕨市のコミュニティビジネス講座に参加しています。
先日初回のシンポジウムがありました。

その時事例紹介で経験談をご披露下さった方が、北区王子で
WINDというおしゃれなカフェをなさっています。
ホームページの中のblogをご覧下さい。

シンポジウムでお話をうかがってすごく惹かれるところがあり、
今日行って来ました。

<王子駅から徒歩3分のWIND>
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今日のランチメニューは、
モロッコ風チキンのトマト煮と玄米入りごはん、
パニーニときのこのポタージュの二品。

<今日のランチメニュー>
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私はモロッコ風に惹かれてチキンのトマト煮をいただきました。

<モロッコ風チキンのトマト煮>
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柔らかく煮込まれたチキンはとてもいい味で、
付け合わせも美味しくあっという間に平らげました。

食べ歩きの好きな私がいつも思うのは、料理が好きで
美味しいものを提供しようという方が作る料理は、
料理の味にプラスαを感じます。

母親が子供の為に作る料理がその代表でしょうが、
俗な言葉でいえば作り手の愛情、情熱がこもっています。

デザートのコーヒーと自家製のオレンジケーキも美味しく
豊かな気分になるランチでした。

<デザート>
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プロフィール

DonkiJoey

Author:DonkiJoey
埼玉県蕨市在住。会社勤めを辞め専業主夫として隠居生活を始め丸8年。年と共に欲は薄れるもので、今ある欲はもっぱら食欲と知識欲の喰いしん坊で好奇心の塊。
何でも美味しくいただき、色々なことに興味を持つので毎日が充実しています。

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