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北国は今日も雨だった-利尻・礼文旅行-

私は子供の頃から花が好きで、特に高山植物には憧れています。
今までも高山植物を見たことはありますが、山登りをしない私は
多くの種類の高山植物が所狭しと咲き乱れている光景は
見たことがありません。

会社を退職してから、ツアーで旅行をすることが多くなり、
ツアーのカタログが毎月旅行会社から送られて来ます。
そんな中に、
「ベストシーズンに訪れる利尻・礼文島さいはての味覚を
堪能する!!3日間」

というツアーを見つけました。

解説を読むと、
「花の浮島、礼文島」
「海抜0mから咲き乱れる高山植物」
などの魅力的な文字が躍っています。

山に登るような健脚ではなくても充分咲き乱れる高山植物を
見られるそうです。

腰が悪く長距離を歩けない私はさっそく飛びつきました。

礼文島の高山植物のベストシーズンは7月ですが、
6月だとレブンアツモリソウが見られます。

そこで旅程が6月中旬のツアーに申し込みました。

初日は朝早くに羽田を出て、9時には新千歳空港に到着。
そこから稚内を目指しバスでひたすら北上します。

天気は雨が降ったり止んだり。
途中稚内の手前、豊富町にあるサロベツ原生花園に
寄りました。

ここでは一周1kmほどの木道を回りましたが、
エゾカンゾウ、オオタチツボスミレなど数種類の花が
所々に咲いていただけ。

時折激しくなる雨の中を急ぎ足で一周し、そそくさと
バスに戻りました。

<サロベツ原生花園の木道>
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<エゾカンゾウは今が盛り>
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<遠くに利尻山が見える>
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<オオタチツボスミレ>
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凡そ400kmのバスの旅で5時頃には稚内市内のホテルに到着。


2日目はホテルを6時前に出発。
近くの稚内港に直行しフェリーに乗船。
フェリーは御多分に洩れず中高年の観光客と中国人観光客で
あふれかえっており、カーペットに腰を下ろす二等の客室は超満員。

窮屈な姿勢で2時間弱の船旅で礼文島へ渡りました。

<フェリーの客室は超満員>
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<海は荒れていた>
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<フェリーターミナルでは国境の町を実感>
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午前中はバスで礼文島の観光地巡り。
桃岩猫台展望台、スカイ(澄海)岬、レブンアツモリソウ群生地、
スコトン(須古頓)岬と巡りスコトン岬で昼食。

天気が良ければサハリンが見えるというスコトン岬はじめ、
岬や展望台などで見えるのは鉛色の荒れ狂う海と霧ばかり。

大雨の中レブンアツモリソウを見ることができたのが
せめてもの慰めでした。

<レブンアツモリソウ>
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<昼食のエゾバフンウニは濃厚ですこぶる美味>
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昼食後はフェリーで利尻島へ渡り午後はバスで利尻島の
島内観光。

富士野園地、仙法志御崎公園、オタトマリ沼、姫沼を廻って
島内のホテルへ。

利尻島でも傘が役に立たないほどの雨風で、
観光地に着いてもバスから降りない人もでる有様でした。


最終日は9時前にホテルを出て近くの鴛泊港から
フェリーで稚内港へ。
台風並みの雨と風の中約2時間の船旅で船酔いする人が続出。

フェリーは我々が乗った朝一番の便以外は全て欠航。

稚内港でバスに乗り込み途中宗谷岬で日本最北端の地を見学。
雨は横なぐり、12時の気温は6.3℃。

<最北の地>
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<6月中旬の昼間だというのに…>
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昼食や買い物をしながらまた400kmほどを走り新千歳空港に
着いたのは午後7時過ぎ。

梅雨のない北海道の天気に期待していましたが、
私が滞在した3日間とも雨。
そして初日より二日目、二日目より三日目と天気は悪くなる一方。
その上お目当ての高山植物はほとんど見られないさんざんな
旅でした。

<利尻島のホテルには八重桜が咲いていた>
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<紫陽花はまだ小さな蕾>
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春の沖縄旅行雑感

先日4泊5日で沖縄に旅行しました。
我が家にちょっとした記念すべきことがあり、記念の
旅行でした。

行く先は当初韓国に行くつもりでしたが、日を追うごとに
朝鮮半島情勢がきな臭くなってきたので、急きょ沖縄に
変更しました。

家内が沖縄は初めてなので、今回は離島には渡らず
本島をじっくり楽しみました。

沖縄旅行についてはガイドブックやネットなどで情報を
いくらでも得られますが、ガイドブックなどに出て
いないことなどを中心に書いてみます。

費用はフリープランのパックで、往復の飛行機代、
ホテル4泊(朝食のみ)、5日間のレンタカー付きで
2名で約10万円というのですから、一体どういう
からくりでしょうか?


<交通事情など>
出発は4月4日。那覇空港着は11時30分。
さっそくレンタカー会社に行き車を借用。
車種はマツダのデミオです。

沖縄には鉄道はゆいレールというモノレール1本しか
ないので、バスなどのツアー客以外はタクシーか
レンタカーが移動手段となります。

そのせいでどこに行っても駐車場はレンタカーで一杯。
それも一番多いのがデミオです。
一度など同じ色の別のデミオにキーを差し込んで
しまいました。

自動車関係に長年勤務した私。
どうしても車関係に目が行きます。
そこで、今回の旅行で気付いた自動車関係のこと。

・前述したように沖縄のレンタカーではマツダの
 デミオが多い。

・外車がほとんど走っていない。
 5日間500kmのドライブで見かけた外車はBMWとVWのみ。
 合計で5台ほど。
 米兵などもみな日本製の車に乗っています。

・沖縄の人は運転がおとなしい。
 高速道路でもほとんどの人が80kmの制限速度を
 守っています。
 たまに飛ばしているのは決まってレンタカー。
 つまり県外者。

・運転が全てにおっとりしている。
 信号が変わってもすぐに飛び出さない。
 無理に割り込んだりもしない。

・沖縄ではかなり大きな道路同士の三差路でも
 信号も一時停止の標識もないところが多い。
 これはちょっと怖い。

・信号が変わってもすぐに飛び出さない反面、
 すぐに停まらない。
 こちらが青になっても2、3台の車が入って来る。

・バス専用の信号機がたくさんある。

その他にも色々と地域性がありますが、
とにかくおっとりした沖縄県人の性格を表しているのか、
5日間500km走った今回の旅でも危ない思いや、
怖い思いは一度もしませんでした。


<訪問地>
さて、旅の訪問地ですが、沖縄と言えばひめゆりの塔や
平和記念公園などの戦争関連の施設が有名です。
私は前回それらに行きましたが今回はパスしました。

今回行ったところは美ら海水族館。
首里城跡、勝連城跡、今帰仁城跡、識名園などの
世界遺産。

<美らみ水族館のジンベイザメ>
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<首里城正殿と首里王の玉座>
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<勝連城跡と城壁からの眺め>
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<識名園>
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<今帰仁城跡の城壁からの眺め>
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更に古宇利島、瀬底島、伊計島、屋我地島、平安座島、
宮城島、奥武島などの本島と橋でつながった島々。

<古宇利島は今や一大観光地>
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<クロワッサンアイランド水納島を望む>
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<糸満市の美らSUNビーチにて>
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<海は青く、水は清く、海岸の砂はサンゴのかけら>
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<ガラスボートからの海底もご覧のとおり>
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テーマパークとしては琉球村、おきなわワールド・玉泉洞、
名護パイナップルパークなどを廻りました。

テーマパークは玉石混交で、行って良かったと思える所も
あれば、ただお土産を買わせるためだけにテーマパークに
しているような所もあるので事前に下調べをした方がいいと
思います。

テーマパークについては当たり外れがありますが、
その他にも事前に心得ていた方がいいと思ったことの一つに
琉球ガラスがあります。

沖縄の名産品琉球ガラスを作る体験は、
糸満市の琉球ガラス村や、名護市の森のガラス館などの
テーマパーク的な大規模な所から、
個人でやっている小さな工房までたくさんあります。

そしてどこも吹きガラス体験などができ、料金も
多くが1,500円程度~となっています。

ところが実際に作ってみると「~」が曲者。
実際は色々とオプションがつき結構な値段になります。
凡そタンブラー1個で5,000円前後と思って下さい。

<琉球村にて>
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<吹きガラス体験>
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<沖縄の宗教>
沖縄の宗教は琉球固有の琉球神道で、昔はお寺も神社も
なかったそうです。

ただ先祖を敬う気持ちは強く、色々な宗教儀式が
今に伝わり非常に信仰心は篤いそうです。

今回今帰仁城跡ではボランティアガイドのおじさんに
案内を頼みましたが、実に親切で丁寧。

じっくり時間をかけて城跡ばかりでなく色々な沖縄の
知識も聞かせて下さいました。

その中で、やはり一番鮮烈だったのは沖縄の
葬儀についてでした。

沖縄では至る所、住宅街の中などにも大きな立派な
お墓があります。

これは昔は家の敷地内にお墓を作る習慣があった
からだそうです。

そして、お墓は亀甲墓(きっこうばか=カミヌクー)、
破風墓(はふうばか=ハフー)、
屋形墓(やかたばか=ヤーグァ)の3種類があります。

広さは小さいお墓でも数坪、大きな亀甲墓などは
数十坪に及ぶ巨大なものです。
偉人の廟を思わせます。

そしてなぜこんな大きいお墓を作るかというと、
昔は火葬の習慣がなかった沖縄では、
人が亡くなると遺体をお墓の石室に数年間安置して、
白骨化した後、海で清めたお骨を骨壷に納めて
埋葬したそうです。

これも先祖を敬い大切にする気持ちが強いから
とのこと。

66歳というガイドさんも、若いころには何回も
そのような葬儀を経験したそうです。

この風習に興味がある方は是非ネットで調べて下さい。
色々と解説が出ています。

<破風墓>
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今帰仁城内には先祖に祈りを捧げるための小さな
建物がありますが、ちょうど我々が行った時も
地元の方がさまざまのお供え物をしお香を炊いて、
先祖にお祈りを捧げている最中でした。

<今帰仁城内の祈りの場>
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<食事>
食事については個人的な好みがあるので
良し悪しは書きません。

ただ沖縄には本土のようなファミリーレストランなどが
ほとんどありません。

沖縄そばの店はそこいらじゅう、間違いなく讃岐地方の
うどん屋よりたくさんありますが、ロードサイドの
飲食店のほとんどが沖縄料理か沖縄そば屋。

我々も好んだ訳ではありませんが、到着した日の昼食から
9食連続で沖縄そばか沖縄料理を食べることになりました。

<おにぎりもポーク玉子>
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<泡盛はたくさん飲んだけれどさすがにハブ酒は…>
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<気候>
沖縄の4月の平均気温は24℃。
昼間は半袖でも動くと暑いほど。

4月1日に多くのビーチで海開きをします。
私も今回泳ぐつもりで水着を持って行きましたが、
台風のような低気圧が通過し、青空が出た7日と8日は
真冬並みの寒さ(最高気温17℃)ということで
海水浴は断念しました。

沖縄の方々に伺うと、旅行に一番いい季節は梅雨明け
直後の6月初めを推す方が多いようです。

沖縄は言わずと知れた台風の通り道。
そのため風と塩害が大変だそうです。

木々は大地にしっかりと根を張っています。
ガジュマルやタコノキのように根が何本も出ていたり、

防風林に使われるフクギは木の高さと根の深さが
同じだとのこと。

<しっかりと根を張った木が多い>
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<フクギ(福木)は樹高と根の深さが同じとか>
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<花は関東より3ヶ月ほど早い>
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塩害対策としてはどのお宅もベランダの柵は
金属ではなくコンクリートやブロックです。
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また、屋根瓦は飛ばないように漆喰で固めている
お宅を多く見かけました。
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屋上の水道タンクも塩で錆びないようにステンレス製。
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今回の旅行で最も楽しんだものの一つに、
国際通りなどにたくさんある民謡酒場があります。

とにかく明るくにぎやかな沖縄県人。
私も家内とおそろいの「かりゆし」を新調し出かけましたが、
自然とに歌や踊りに引き込まれてしまいました。

<民謡酒場「島唄」にて>
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今回の旅行で一番参考になる情報や資料をを提供して
下さったのは、有楽町駅前の東京交通会館3階にある、
沖縄観光コンベンションビューローでした。
ありがとうございました。

私は今回沖縄は2回目ですが、このまま永住したいほど
好きな地です。

次回は離島めぐりをと今から楽しみにしています。

長距離ドライブ・徳島旅行

先日1月末に所用で徳島県まで車で行って来ました。
蕨から徳島市までは凡そ700kmあります。
これほどの長距離を通しで運転するのは十数年ぶりで、
腰痛持ちでもあり行きは途中で一泊することにしました。

場所はほぼ中間地点の名古屋市近郊。
豊田市の猿投(さなげ)温泉という所。

朝6時頃家を出て一路名古屋を目指します。
首都高速道路から東名高速道路に入り、
御殿場ジャンクションからは新東名高速道路へ。

ここはまだ浜松までしか開通していないので、
三ケ日JCTからまた東名高速道路へ。

私は新東名は初めて走りましたが、東名に比べ
交通量は少なく、道路の状態は東名よりずっと
走りやすく、そして何よりサービスエリアが
きれいで内容も機能も充実しています。

<新東名の静岡SA>
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距離は御殿場JCT~三ケ日JCT間で新東名の方が
10km短いのです。

海岸寄りの東名に対し、山寄りにあり起伏に
富んでいるので若干燃費は下がるかも知れませんが、
なぜ多くの人が東名を通るか疑問です。


途中豊川ICで高速道路を降り豊川稲荷に寄り道。

一般に稲荷というと神社ですが、ここ豊川稲荷は
正式名称を「円福山豊川閣妙厳寺」という曹洞宗の
寺院。

しかし境内の参道には鳥居が立っており、
日本三大稲荷の一つに数えられています。

さすがに由緒ある名刹。その荘厳なたたずまいに
見とれました。

<豊川稲荷本殿>
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<広々とした境内>
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さて、参拝のあとは古寺名刹を訪問した時の楽しみ、
門前の仲見世巡りです。

さすがに天下の豊川稲荷、大型バスでたくさんの
観光客も訪れていて仲見世は大賑わい。

<参詣客で賑わう仲見世>
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我々も名物の稲荷ずしを食べたり、お隣の豊橋名物
焼きちくわをほうばったり食べることばかり。
仲見世巡りを大いに楽しみました。

<豊川稲荷名物の稲荷ずし>
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この後私がまだ行ったことがない名古屋城を見学。
その規模の大きさに圧倒されましたが、
第二次世界大戦で焼失した天守閣はコンクリート製の
外観復元。

<コンクリート製の天守閣>
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つくづく戦争というものは二度と得られない貴重な
財産を失うものだと思いました。


名古屋城の後はこの日の宿、豊田市の山間にある
猿投温泉へ。

ここは一軒宿ですが、宿そのものも、別棟の日帰り
温泉施設もすばらしく、料理も大満足。

私は部屋においてある「お茶」と、朝食についてくる
「焼のり」を旅館に泊まった時の評価基準の
一つにしています。

今までの経験から見て、この二つのレベルが高ければ
ほぼ全てに満足がいきます。

この旅館もこの二つに気配りしているだけあり、
全てに満足できる宿でした。

<ホテル金泉閣>
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宿の周囲にはたくさんのハイキングコースがあり、
宿の前を10分程登ると小さな湖があります。

<宿から10分程の鈴ヶ滝湖>
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翌日は東名高速道路から名神高速道路を通り
淡路島を抜け徳島へ。

本州と四国が地続きになっているのだから
便利なものです。

淡路島と本州(明石市)を結ぶ明石海峡大橋の
威容には目を見張ります。

橋を支える2本の主塔の高さは約300mと東京タワーに
迫る高さです。
そしてその間隔は1,991mと世界一。
日本の土木技術の高さに感心しました。

<明石海峡大橋>
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徳島には2泊して用事を済ませ、30日に戻りましたが、
帰路は690km、11時間を通しで運転しました。

往復で1,600km走りすっかり疲れましたが、
まだいけると自身にもつながるドライブでした。


2012年 酒造りの会の稲刈り

今年も酒造りの会の稲刈りに行って来ました。
場所は新潟県長岡市(旧山古志村)の棚田。
今年植えた酒米は「一本〆」です。

西日本には台風が接近していましたが、新潟は稲刈りの
二日間とも上天気。雨の心配は全くありませんでした。

コンディションが良く、作業も順調に進み50人弱の参加者で、
凡そ7時間の作業で800kgの酒米を収穫しました。

この酒米が来年の早春には一升瓶で千本のお酒になります。

<稲刈り前の棚田>
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<小生です>
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<無事に完了>
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我々の会では原則として全て手作業で行います。
手で稲を刈り、稲架場(はざば)という稲を架ける場所に
手で架け、天日で乾燥させます。

<稲架場での稲架かけ作業>
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旧山古志村は錦鯉発祥の地、我々が稲を作っている棚田の
脇にも大きな養鯉池(ようりいけ)があります。

ここには58尾の4歳、5歳の錦鯉が入っていて、平均の
お値段は200万円。
昨年のせりでは最高価格1,100万円の値が付いたそうです。
餌は魚沼産こしひかりより高いとのこと。

大半が輸出用で、ベルギー、オランダ、ドイツなど。
アジアではマレーシア、シンガポール、中国などに行く
そうです。

<養鯉池で泳ぐ錦鯉>
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山古志にはアルパカ牧場があります。
今回は時間があったのでアルパカ牧場も見学しました。

ラクダの仲間でおとなしい性格。
その愛くるしさは口では言い表せないほどです。

<今年の7月に生まれたメスのゆきまるちゃん>
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稲刈りから一週間が経ち全身の筋肉痛からやっと解放され、
遅ればせながらブログを書きました。

白馬高原花三昧の旅

私は旅行が好きでちょくちょく出かけますが、ほとんどが
マイカーです。
それは旅先での機動性が圧倒的に良いからと、交通費の
面でも二人いれば高速道路を使っても公共交通機関より
かなり安くつくからです。

ところが、ツアーのパックとなると話は別。
そこで今回は大手旅行会社が企画する2泊3日の、
「美しき白馬・栂池高原 のんびり滞在3日間」という
ツアーに行って来ました。

長野新幹線で長野まで行くと、そこにはホテルの
マイクロバスが待っていました。
長野駅から白馬までの1時間強を送迎してくれるのです。

今回泊まったホテルは白馬でも一番北の栂池。
標高800mを超えるこの地でも日中の気温は30度に
なりますが、陽が落ちると肌寒いほどです。

今回のプランは2日目は全くのフリー。
そこで栂池自然園に行って来ました。

ホテル近くの栂池高原駅でゴンドラリフトに乗り、
20分かけて標高1,560mの栂の森駅まで一気に登ります。
距離にして4,120m。

この後ロープウェーに乗り換え標高1,829m地点まで。
ここから自然園入口までは歩いて5分ほど。

栂池自然園は一周5.5kmの高山植物が咲き乱れる
高層湿原です。
大半は木道が整備されていてスニーカーでも歩けます。
一番高い所が標高2,010mで標高差は160m。
3~4時間かければ特に足腰が強くなくても廻れます。

水芭蕉は季節的に終わっていましたが、ニッコウキスゲ、
ヒオウギアヤメ、ワタスゲなどをはじめ凡そ30種ほどの
高山植物が咲き乱れていました。

私は腰が悪く山登りは出来ないので、自然に咲いている
高山植物を見るのは諦めていました。
しかし、ロープウェーで2,000mまで行けるお蔭で、
私でも充分高山植物を楽しむことが出来ました。

雄大な北アルプスの山々を眺めながら、気温20度の
涼風の中を歩く爽快感。
中高年の登山ブームが分かったような気がしました。

<全長4kmを超えるゴンドラリフト>
ゴンドラリフト

<地元でツガ(栂)と呼ばれるオオシラビソ>
この木が松ぼっくりを付けるのは4、5年に一度で
今年は当たり年とのこと。アオモリトドマツとも言います。
アオモリトドマツ

<高山植物が咲き乱れる湿原>
黄色がニッコウキスゲ、紫色がヒオウギアヤメ、
白いのがワタスゲ。
湿原

<クルマユリ>
クルマユリ

<キヌガサソウ>
キヌガサソウ

<直径1cmほどのタテヤマリンドウ>
タテヤマリンドウ

<ただ一輪咲いていたミズバショウ>
風穴から5℃の風が吹き出るため、まだ花を残しています。
ミズバショウ

<風穴からは5℃の風が>
風穴

<整備された木道>
木道

<雪渓が残る北アルプス>
北アルプス

<空は秋の雲>
秋雲

<ナナカマドは紅葉が始まっていました>
ナナカマド

話に聞いたところでは、この辺りの紅葉は我が国有数の
美しさとのこと。
紅葉の頃にも行きたいなどと思っています。
プロフィール

DonkiJoey

Author:DonkiJoey
埼玉県蕨市在住。会社勤めを辞め専業主夫として隠居生活を始め丸8年。年と共に欲は薄れるもので、今ある欲はもっぱら食欲と知識欲の喰いしん坊で好奇心の塊。
何でも美味しくいただき、色々なことに興味を持つので毎日が充実しています。

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