坂東33箇所観音霊場巡り ―その4―
坂東33箇所観音霊場巡りの旅の第4回目は2月25日に
鎌倉地区の4ヶ寺を廻りました。
鎌倉地区には鎌倉市内に3つのお寺、お隣の逗子市に
1つのお寺があります。
車で鎌倉まで行き、車はコインパーキングに停め
レンタサイクルを借りました。
鎌倉は坂が多いので電動アシスト付の自転車を借用。
レンタル料は3時間で1,650円。
さすが鎌倉、今までもあちこちでレンタサイクルを
借りましたがちょっと高めのお値段。
最初は1番札所の杉本寺へ。
このお寺は天平6年(西暦734年)に建立された
鎌倉市内最古のお寺とのこと。
宗派は天台宗で本尊は十一面観世音菩薩です。
金沢街道脇の急な石段を登ると茅葺屋根の仁王門が
あります。
<仁王門>

仁王像はあまり大きな像ではありませんが、
運慶作という立派なもの。
<仁王像>

仁王門をくぐり苔むした石段を登ると本堂があります。
この本堂も茅葺屋根で歴史を感じさせるものです。
<本堂>

境内には弁天尊を祀る大蔵辯財天堂や、
白山・熊野両権現尊を祀る権現堂などもあります。
<弁財天>

<権現堂>

<鐘楼>

<五輪塔群と地蔵尊>

続いて2番札所の岩殿寺(がんでんじ)へ。
ここは逗子市にあるお寺で宗派は曹洞宗で
本尊はここも十一面観世音菩薩です。
このお寺は入山料を取る受付はなく、自分で
お金を入れる賽銭箱のようなものが山門の下に
置いてあります。
100円玉を持ち合わせていないと困ります。
<山門>

<入山料はこの中へ>

鎌倉はやはり暖かいのでしょう。
陽だまりには水仙が咲き乱れいい香りを
放っていました。
<春の香りを放つ水仙>

<本堂>

<鐘楼は急な崖の上に>

<爪堀地蔵尊>

<境内にある猿田彦神社>

<本堂の裏にある奥の院>

3番目は鎌倉市内に戻り安養院へ。
浄土宗のお寺で本尊は千手観世音菩薩。
ここは浄土宗でも名越派のお寺で、境内には
名越派の開祖尊観上人お手植えの槇の巨木があります。
樹齢700年で鎌倉市の天然記念物に指定されています。
<本堂>

<幹周り3.1m、高さ17mの槇の巨木>

最後にお参りしたのは長谷寺。
宗派は浄土宗の系統の単立寺院で、
本尊は十一面観世音菩薩です。
長谷の観音様といえば高徳院の鎌倉大仏と並んで
70余りある鎌倉のお寺で最も人気の高いお寺だそうです。
さすがにその人気がわかります。
先に廻った3つのお寺は2、3人しか来ていませんでしたが、
ここは月曜日というのにすごい数の観光客。
全身を金箔でおおわれた高さ9mの本尊は圧倒的な
存在感を感じます。
人気のある観光地だけあって、境内も広く境内に
たくさんあるお堂などもどれも立派なものです。
ただ、ほとんどがピカピカで歴史ある趣といった
風情はありません。
私の好みではひっそりと佇む歴史を感じさせる
お寺が好きです。
<長谷寺の山門>

<山門の前にある椨(たぶ)の巨木>

<山門をくぐると梅が満開>

<足元には福寿草も>

<観音堂>

<観音堂の右には阿弥陀堂が>

<左側には大黒堂が>

<鐘楼堂も立派な作り>

<展望デッキからは早春の相模湾を一望>

<境内にある卍池>

<弁天窟>
境内にある弁天窟は入口と出口がべつになった洞窟で、
中の壁面には弘法大師作という弁財天が彫られています。

神奈川県内には坂東33ヶ寺の内9つのお寺があり、
今回廻った4ヶ寺と1月9日に行った横浜の弘明寺で5つ、
残りは座間市、厚木市、平塚市、小田原市に1つづつ。
40kmを超える範囲に点在しています。
鎌倉地区の4ヶ寺を廻りました。
鎌倉地区には鎌倉市内に3つのお寺、お隣の逗子市に
1つのお寺があります。
車で鎌倉まで行き、車はコインパーキングに停め
レンタサイクルを借りました。
鎌倉は坂が多いので電動アシスト付の自転車を借用。
レンタル料は3時間で1,650円。
さすが鎌倉、今までもあちこちでレンタサイクルを
借りましたがちょっと高めのお値段。
最初は1番札所の杉本寺へ。
このお寺は天平6年(西暦734年)に建立された
鎌倉市内最古のお寺とのこと。
宗派は天台宗で本尊は十一面観世音菩薩です。
金沢街道脇の急な石段を登ると茅葺屋根の仁王門が
あります。
<仁王門>

仁王像はあまり大きな像ではありませんが、
運慶作という立派なもの。
<仁王像>


仁王門をくぐり苔むした石段を登ると本堂があります。
この本堂も茅葺屋根で歴史を感じさせるものです。
<本堂>

境内には弁天尊を祀る大蔵辯財天堂や、
白山・熊野両権現尊を祀る権現堂などもあります。
<弁財天>

<権現堂>

<鐘楼>

<五輪塔群と地蔵尊>

続いて2番札所の岩殿寺(がんでんじ)へ。
ここは逗子市にあるお寺で宗派は曹洞宗で
本尊はここも十一面観世音菩薩です。
このお寺は入山料を取る受付はなく、自分で
お金を入れる賽銭箱のようなものが山門の下に
置いてあります。
100円玉を持ち合わせていないと困ります。
<山門>

<入山料はこの中へ>

鎌倉はやはり暖かいのでしょう。
陽だまりには水仙が咲き乱れいい香りを
放っていました。
<春の香りを放つ水仙>

<本堂>

<鐘楼は急な崖の上に>

<爪堀地蔵尊>

<境内にある猿田彦神社>

<本堂の裏にある奥の院>

3番目は鎌倉市内に戻り安養院へ。
浄土宗のお寺で本尊は千手観世音菩薩。
ここは浄土宗でも名越派のお寺で、境内には
名越派の開祖尊観上人お手植えの槇の巨木があります。
樹齢700年で鎌倉市の天然記念物に指定されています。
<本堂>

<幹周り3.1m、高さ17mの槇の巨木>

最後にお参りしたのは長谷寺。
宗派は浄土宗の系統の単立寺院で、
本尊は十一面観世音菩薩です。
長谷の観音様といえば高徳院の鎌倉大仏と並んで
70余りある鎌倉のお寺で最も人気の高いお寺だそうです。
さすがにその人気がわかります。
先に廻った3つのお寺は2、3人しか来ていませんでしたが、
ここは月曜日というのにすごい数の観光客。
全身を金箔でおおわれた高さ9mの本尊は圧倒的な
存在感を感じます。
人気のある観光地だけあって、境内も広く境内に
たくさんあるお堂などもどれも立派なものです。
ただ、ほとんどがピカピカで歴史ある趣といった
風情はありません。
私の好みではひっそりと佇む歴史を感じさせる
お寺が好きです。
<長谷寺の山門>

<山門の前にある椨(たぶ)の巨木>

<山門をくぐると梅が満開>

<足元には福寿草も>

<観音堂>

<観音堂の右には阿弥陀堂が>

<左側には大黒堂が>

<鐘楼堂も立派な作り>

<展望デッキからは早春の相模湾を一望>

<境内にある卍池>

<弁天窟>
境内にある弁天窟は入口と出口がべつになった洞窟で、
中の壁面には弘法大師作という弁財天が彫られています。


神奈川県内には坂東33ヶ寺の内9つのお寺があり、
今回廻った4ヶ寺と1月9日に行った横浜の弘明寺で5つ、
残りは座間市、厚木市、平塚市、小田原市に1つづつ。
40kmを超える範囲に点在しています。
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